こんにちは♪
きたぞの薬局です♪
本日05月05日(祝)は、こどもの日ですね。
『屋根より高い鯉のぼり~♬』
童謡・唱歌でも口ずさんだ方も多いのではないでしょうか。
現在では、兄弟姉妹も含めて家族全員を表すのが好まれ、
お父さん=黒(真鯉)、お母さん=赤(緋鯉)、子ども=青・緑・ピンク・オレンジetc
さまざまな鯉のぼりが青空を泳いでいますが、
実は・・・
◎江戸時代は真鯉(=黒)のみだったらしい
⇒江戸時代などの武家社会においては、
お家存続・発展のために嫡男(長男)の健やかな成長がなにより重視されていた。
そのため鯉のぼりの文化も嫡男の誕生や成長を祝うためのもので、
かつては嫡男を表す黒の真鯉(=黒)一匹のみだった時代背景があります。
◎明治以降に真鯉と緋鯉で父子を表す親子の鯉のぼりが定着
⇒真鯉が「お父さん」になった理由としては、
・江戸時代に比べて子どもの生存率が上がったこと
・子どもをメインにすえる必要性が相対的に低くなったこと
・家父長制の下で父権が最重視されるようになったこと
が考えられております。
◎戦後になって緋鯉(=赤)がお母さんのカラーになる
⇒緋鯉(ひごい)に使用されている「緋」という漢字は、
平安時代から用いられる伝統的な色で鮮やかな赤い色を意味しております。
特に1964年の東京オリンピック以降には、
五輪の色である赤・青・黒・緑などが反映され、
子どもたちが青や緑の鯉で表されるようになった背景があります。
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これからの未来を担うお子さまにとって
元気に・安心して・伸び伸びと生活できる日々を送れる社会を創り上げることが、
我々大人の責任であり、注力することかもしれませんね。