こんにちは♪
きたぞの薬局です♪
本日05月05日(祝)は、こどもの日。
昨今ではマンション・アパート暮らしの方も増えてきたこともあり、
住宅事情に合わせた【ベランダ型鯉のぼり】・【室内用鯉のぼり】などの
コンパクトサイズも登場し、お祝いしておられる家庭も多いみたいです!
鯉のぼりの【起源】・【色】にはどんな意味があるのでしょうか。
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【鯉のぼりに込められた意味とは・・・】
鯉は昔から生命力のある縁起の良い生き物として知られていました。
他の魚と比べると、鯉はきれいな水の中のみならず、
汚れた池や沼でもしっかり生きていける力を持っております。
お子様のみならず、自分のような大人になった今でも
中国では・・・
『鯉の滝登り』という言い伝えがあるように
『鯉は激しく流れる滝を登り、龍になり天へ昇る』立見出世の象徴となっています。
現在でも・・・
『愛する我が子が、鯉のように強く立派に出世していきますように』という親の愛情が、
しっかりと表現され受け継がれていますね♪
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【鯉のぼりの色の意味とは・・・】
◎黒色の鯉は真鯉(お父さん)
黒色は『冬』や『水』を表す色。
堅く閉ざされた冬の時期や、すべての生物になくてはならない存在である水。
2つのイメージをもつ黒色が、
一家の大黒柱としての父親像とマッチする部分があるのかもしれないですね。
◎赤色の鯉は緋鯉(お母さん)
赤色は『夏』や『火』を表す色。
夏は地球上にある植物の多くが、たくさんの陽射しを浴びて生命を育む季節です。
そして、私たち人間は火によって、新しい知恵を生み、文明を築きあげることができました。
緋鯉(赤)には、日本の温かな母親像と同じように、
子どもを産み育て、多くの知恵を子どもに受け継ぎながら家庭を守り抜く
・・・そんな母親のイメージが詰まっているのかもしれないですね。
◎青色の鯉は子鯉子(子ども)
青色は『春』や『木』を表す色。
春は多くの生物が伸び伸びと活動する季節で、草木も緑色に染まり、元気と育っていきます。
そんな姿が、子どもの健やかな成長を表すにはぴったりな色ですね。
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【余談ですが・・・】
基本的には・・・
『黒』・『赤』・『青』の3色が一般的と言われておりますが、
現在のように様々な色の鯉のぼりが誕生したきっかけは、
職人さんが東京オリンピックの際に、五輪マークから着想を得たとの見解もあります。
カラフルな鯉のぼりが登場したことにより家族を表すような家庭が増えてきました。
例えば・・・
真鯉が父・緋鯉が母・青が長男・緑が次男・ピンクが長女、、、
というように家族構成に合わせて鯉のぼりを飾る家庭もあります。
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これからの未来を担うお子さまにとって
元気に・安心して・伸び伸びと生活できる日々を送れる社会を創り上げることが、
我々大人の責任であり、注力することかもしれませんね。